2017年7月15日 土曜日
頚椎ヘルニアならおおしま接骨院へ
✤手のしびれ
一般病理学によると
<頸椎症>
頸椎の椎体が潰れて骨棘(骨のとげ)が形成、椎間板のヘルニア、石灰化現象、などの原因により神経が圧迫され、肩や腕に痺れがでます。
<胸郭出口症候群>
首から鎖骨下を通って腕につながっている神経の塊(腕神経叢)が、胸郭出口部(鎖骨と第一肋骨の間)や、鎖骨付近の筋肉(前斜角筋、中斜角筋など)によって圧迫されて腕に痺れがでます。
<肘部管症候群>
手首や指の筋肉を支配している尺骨神経が、肘の内側にある肘部管というトンネルで、骨や靭帯の変形やガングリオンなどによって圧迫され、痺れや神経麻痺がおこります。
<手根管症候群>
掌側の手首にある手根管というトンネルの中を正中神経と指の腱が通っており、何らかの原因によりトンネルのなかで神経が圧迫されて、痺れや痛み、運動障害を起こします。
いずれの症状も、軽度の場合は腕や手に違和感が有る程度で、日常生活に支障はありませんが、重度になると、腕の挙上困難、安静時の強い痺れ、などの症状がでます。
治療方法は、悪化させる動作の禁止、非ステロイド性消炎薬や筋弛緩薬の投与などがあり、椎間板で神経圧迫がある場合には、牽引したり、手術によって原因になっている部位を取りのぞきます。
おおしま接骨院では、痺れがおこる原因は、痺れている部位に関連する筋肉の、極度の疲労によっておこるものと考えます。
痺れと一口に言っても、椎間板が潰れて神経圧迫がおきているもの、血流が悪くなっておこるもの、筋肉自体が危険信号として痺れをだしているものなど、いろいろなケースがあります。
いずれの場合にしても、筋肉の働きが大きく関係しており、実際に筋肉の疲労を解消することで、多くの改善例が報告されています。
筋肉の疲労と痺れとの関係を、簡単に例にあげると、
体に過度な負荷をかけたり、負担がかかる姿勢を長時間続けていると、その状態を維持する筋肉が疲労をおこし、異常に緊張して固くなってしまいます。
すると、筋肉の緊張している方向に骨が引っ張られて歪みがおこり、椎間板での神経圧迫につながります。
また、筋肉の緊張により、そこを通る血管が連動して収縮をおこし、血流が悪くなって浮腫みや冷え、痺れなどがおきます。
あまりにも筋肉に疲労がたまり過ぎると、それ以上酷使するのは危険と判断し、筋肉自体が危険信号として痛みや痺れを出す事もあります。
症状や病名がなんであれ、原因になっている筋肉の疲労をきちんと解消してあげることが大切です。
筋肉の異常緊張を解消することで、骨の歪みや血流の悪さが改善され、痺れの軽減、消失を実現します。
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無理しない用心深さも年の功
投稿者 おおしま接骨院 | 記事URL