2012年3月13日 火曜日
膝痛の治療が得意な扶桑町のおおしま接骨院
歯の数
人間は本来どんなものを食べるようにできているか私たちは、肉でも魚でも、動物性、植物性を問わずに何でも食する習慣をもっています。
肉が好きな人もいれば、野菜の方が好きだという人など、食の嗜好はさまざまですが、どんな食べ物をどれぐらい食べたらいいのか?その「食の比率」を考えるとき、じつは、私たちの体自体が教えてくれる、ということをあなたは知っていますか。
歯の形と数
長寿者の食生活の正しい裏づけとして人体の構造、とくに食を取り込む入り口の臓器である歯の構造を見てみましょう。人間の歯の種類には、前歯と言われる切歯(門歯)ととがった犬歯、小臼歯、奥歯といわれる大臼歯があります。そして歯の構造や種類は、食物と深い関係があります。肉食獣の歯を見ると、ネコ、イヌ、トラ、オオカミ、ライオンなどにも臼歯や門歯と言う名がついていますが、人間の歯とは形状が違い、すべて犬歯のように尖っています。草食性のヒツジ、ウマ、ウシなどの歯を見てみると、どの歯を見ても肉食獣とは逆に、犬歯と名が付いていても臼歯や門歯のように尖ってはいません。
魚も鳥も同様で、肉食のフグ、タイ、フカ、サメ、鷲や鷹の歯やクチバシは鋭く、コケ類を食べる魚は歯が丸まっていますし、アヒル、ガチョウは丸っこいクチバシです。
つまり、肉食動物は獲物を倒して切り裂かなければならないので鋭い形状の歯があり、草食動物は植物をすり潰すために必要な歯の形を成しているわけです。食の目的によって、歯の機能や形体にこれほどの違いが生じているのです。このことにより、こんなふうに考えてみることができます。つまり、歯の形状は、その動物が健康体を保つためのふさわしい食物が何かを考えているのではないか??
人間の歯は、全部で32本ですが、このうち20本の臼歯(大臼歯・小臼歯)は間違いなく穀物をすり潰すためにあります。そして8本の門歯は、その構造から果物にかぶりついたり野菜や海草を噛みちぎる歯と考えられます。残りの4本の犬歯だけが動物性の食べ物を引きちぎるためのものです。
このように考えると、[臼歯・門歯・犬歯]それぞれの割合は、[5対2対1]になり、植物性用の歯と動物性用の歯の比率が、7対1であることが分かります。私はこの比率を歯の数、歯の形から教えられました。
とりわけ臼歯が6割以上を占めていることから、「人間の食性に最も適しているものは穀類である」と言い切ってもよいと思います。
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投稿者 おおしま接骨院 | 記事URL